仕事上でも、プライベートでも、理不尽なことはありますよね。
でも、それはいいことというか、更に一歩前に進むために必要なことだったということが多いような気がします。
私の例を一つあげると、開業して間もない頃に借りて住んでいた家(自宅兼事務所)を買うか、すぐに退去するかしてもらいたいというお話が大家さんからありました。
家賃の滞納などのトラブルも何もなく、まさに寝耳に水の話でビックリしました。
ただ、買うには手狭になっていましたし、他を探すのも大変でとても困りました。
結果として、土地を探して家を新築して、1階を事務所、2階を自宅にすることになりました。
その時は非常に大変でしたが、今はとても良かったと思っています。
と言いますのが、もし大家さんから買うか出ていくかして欲しいというお話がなければいまだに私はそこに住み続けているかもしれないと思うからです。
結果的に、大家さんのおかげで新しくスタートできて、良い方向に行きました。
もし、あの時「理不尽なこと」に抵抗して争っていたら、悪い方向に行っていたかもしれません。
「理不尽なこと」はいいことにつながるかもしれないサインだと思って、冷静に客観的に、そして前向きにとらえるのもアリですよ。